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自 転 車 が 熱 い - その3 アメリカ編 自 転 車 活 用 に 目 覚 め た ク ル マ 社 会 |
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La ville est plus bell à vélo (都会にとって、自転車は素晴らし) | |||
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☆1991年、自転車という「忘れられていた交通手段」を復活 | |||
アメリカは1990年初頭、交通政策を大幅に変更し、当時のトム・ラーサン・ハイウェィ庁長官が「(自転車を)忘れられていた交通手段」として自転車の扱いを是正した。1991年、総合陸上交通効率化法ISTEA法(Intermodal
Surface Transportatio Efficiency Act For 1991)で自転車を明確に交通手段として位置づけている。 それ以前は自転車を排除しようとする行政の動きがあった。それに対して、市民は立ち上がった。1987年春、ニューヨークで自転車が集結し、自転車締め出し条例に反対した。1982年7月25日、サンフランシスコでは7,000台の自転車が一斉に町に繰り出し、「道路を人間のものに」「自転車の安全に通れる道を」と訴えた=写真。 「日本やヨーロッパと比較にならないぐらい市域の広いアメリカだが、市街地はやはりゴミゴミしている。なぜそうなるかというと、人間が効率的、あるいは便利だと感じる「まち」の範囲というのは国、民族を問わず共通だからだ。“ほどよい大きさ”は世界共通なのである。 ・・この法律は、これまでクルマ中心の交通体系を少し見直して、自転車・歩行者の保護と利用者の倍増を図る一方、高速道路の建設を少し抑えて、歩道やサイクリング道路を整備しようという法律である。 2000年まで自転車と歩行者交通を現在の2倍にすることや、自転車と歩行者の交通事故死傷者を現在の10%減にすることを目標にしている。 そのため、国の予算を州や市に下ろすが、その中の自由裁量権を増やして、6年間で17兆円予算を確保しようというものである」と横島章治・大学教授は自著『サイクルパワー 自転車がもたらす快適な都市と生活』(平成13年3月1日発行)の中で記し、次のように付加えている。 「アメリカはサイクリングや法が魅力ある“交通手段”として認識してもらうために、次のようなことを行った。 技術、教育、法規制、意欲付けを組み合わせる。 出発点と目的地、住居、勤務先、学校、店舗、レストランなどが妥当な距離の範囲になれればならない。 目的地には駐輪場が必ずあり、シャワーや更衣室を設ける。 すなわち91年から、アメリカは国を上げて自転車へ切り換える対策に本気で知り組んでいたのである」 また、石田久雄・古倉宗治・小林成基共著『自転車 市民権宣言』は 「当時は一部の意識の高い都市を除いて、米国でも地方レベルでは全くのクルマ社会で、自転車に対してはほとんど配慮がなかったと言ってよい。このため、自転車施策を協力に推進する必要性を痛感した当局が、これまでの対応の遅れを挽回する努力を開始した。・・・連邦法により、地方に対して自転車に正等な配慮をした交通計画の策定と、自転車徒歩者統括官(bicycle and pedestrian cordinator)という専門組織の各州交通省への設置を義務づけるとともに、高率の補助金を用意して交通の多様化に向けた州などの施策を協力に推進する一環として、自転車施策を展開したのである」と解説している。 自転車が脚光を浴びるまでの道は容易ではなかった。ニューヨーク市、ポートランド市、サンフランシスコ市、デービス市などの市民が市の政策を動かした。そんな歴史のひとコマを探そう試みた。 2010年1月5日 文責:高橋 |
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☆米国のインフラ専門サイト"Infrastructurist"が紹介していた今年2010年のインフラ関連の10大トピックに、自転車通勤が登場! | |||
○第八位自転車通勤がブーム 米国の大都市では、自転車による移動が活発になっているのだそうです。ワシントンDCでは自転車のシェアリングプログラムがスタート、ニューヨークでは自転車利用が30%増加、自動車が当たり前のロサンジェルスでも自転車が利用され始めています。また、最近の調査では、ラッシュアワー時には自動車通勤よりも自転車通勤の方が時間が短く済むという結果が出ているそうです。 これがインフラ系トピックとしてなぜ入ってくるかと言うと、輸送一般の変化であり、仮に自転車通勤がますます増えるようであれば、他の自動車、鉄道などに関連したインフラ整備の必要性も変化する…というロジックのようです。なかなかおもしろいですね。 これに関連して選ばれていたトピックが「歩いて移動できる大都市」でした。大都市の住民の行動が変化すれば、必要とされる輸送インフラも変化しますからね。 (出典:インフラ投資ジャーナル・ジャパン) |
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☆ニューヨーク市の自転車レーン 自転車冷遇時代から脱却 |
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「ニューヨークでは、2006年ブルームバーグ市長が指名した交通局長が自転車推進派でして、3年間で約320キロメートルの自転車専用レーンを新設する計画を打ち出した。今年の6月に完了し、あのタイムズスクエアなんかは、歩行者天国になりました」 (ニューヨーク自転車事情)より しかし、ニューヨークにも自転車が冷遇された時代があった。 「実はニューヨークでも(自転車の交通事故で)似たようなことが問題になったことがある。1987年春、ニューヨーク市はマンハッタンの中心街ミッドヌウンからメッセンジャーの自転車を一切締め出したのだ。 当時、ニューヨークで稼動していたメッセンジャー自転車は驚くなかれ、5000台を数えており、頻発する歩行者との接触事故が、少なからず問題視されていたのだ。 メッセンジャーたちは、この条例に反発し、大規模なデモを行った。でもに苦い顔をする人たちもいたが、大多数のニューヨーク市民たちはデモに好意的だったという。世界最大のビジネス街に働く人たちにとって、その時すでに(自転車)メッセンジャーは不可欠な存在になっていたからだ。 ニューヨーク市はミッドタウンに自転車レーンを作らざるを得ず、その完成に合わせて、自転車締め出し条例は撤廃された」 疋田智氏の著書『自転車ツーキニスト』より 疋田氏は自身のメールマガジンでニューヨークの自転車レーンについて次のように記している。 「面白いでしょ。特に街中の自転車レーンが面白い。 2つの風景をよくよく見ていると分かるのは、やはり、かの街にも「分かってる人」と「分かってない人」がいる、という当然の事実だ。またマネジメントに少々疑問が残るところだってある。 ただ、ニューヨークと東京、やはり歴然と違うのだ。 彼我の差を一言でいうなら「自転車は車両である」という、ただ1つのコンセプトがどこまで浸透しているかどうかだろう。 1000万人都市・ニューヨークもここまできているのだ。街がデカ過ぎて手が付けられない、というのは、もはや言い訳に過ぎない。 ヨーロッパ各都市は既に先を行っている。ニューヨークも続いた。ソウルまで自転車政策は着々進行中だ。次は東京の番なのである」 ニューヨーク州政府としても、「目標 2015年までに自転車と歩行者の通勤割合をを15%伸ばして、自転車・歩行者通勤の割合を7.2%から8.5%にする」とかかげている。(前述の古倉氏による) |
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ニューヨーク自転車事情
引用の件、ご丁寧にご報告いただき、感謝しております。 都市、町ごとに、いろいろな取り組みがあり、勉強になります。 興味深くホームページを見せていただきました。 2010/01/06(水) 11:05:03 山口 |
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☆5月は自転車月間-NYで自転車人気、1日平均利用者20万人超に | |||
2010年04月28日付「ニューヨーク経済新聞によると、「地下鉄やタクシーなど、公共交通機関が主な交通手段であるニューヨークで近年、自転車を利用する人の数が増え、自転車人気が高まっている。 ニューヨークのサイクリング支援運動団体は、昨年の1日平均あたりの自転車利用者数がおよそ23万6千人と、2008年の18万5千人に比べ28%上回ったと報告。4年連続となる自転車利用者の増加を記録した。1日20万人以上の利用者数は、全米都市でも最も高い数字とされる。 ニューヨーク市では、昨年だけで約186キロの自転車専用車線の追加工事を完了。2007年から換算さすると、およそ320キロ以上に及ぶ。その取り組みには、自転車用の信号や分離帯を置いた事故防止策などの工夫も見られる。マンハッタン北部では幹線道路の一部区域を遮断し、自転車専用道路として使用するなど、自転車利用者の普及に比例する環境整備を行ってきた。毎年無料配布するニューヨークの自転車マップは、今年も32万5千部を用意。」 |
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●写真は自転車文化を愛するためのコベンハーゲン・コム(for the love of bycyle cultur)に掲載されている動画だ。「百聞は意見にしかず」である。下記の動画を見ていただきたい。(ここをクリック) 「ニューヨーク・サンズ通りに新設された分離自転車専用レーン」 beforeとafterの違いがNew film from Streetsblogで見られる。 ●ニューヨーク街中の自転車専用レーン(ここをクリック) 音楽付の動画を見れば分かる。コメントに次のような言葉があった。 「I grew up in the NJ/NYC area, and I've never seen the city accomodate bicyclists that way it does as shown in the video. NYC is great! I now live in Texas. Texas sucks. 私はニューヨーク州NJ地区で育ったが、ビデオに見られるような都会にぴったりなサイクリストを今まで見たことがない。ニューヨークはすばらしい! 今はテキサス・サックスのテキサスに住んでいる」 |
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☆ベストサイクルシティ、オレゴン州ポートランド市 米国№1の自転車の都市、 ― 子どもの教育に重点を置く、地元・市民団体「自転車交通同盟」 ― |
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『「BTA(ポートランド市自転車交通同盟)のやっていることの三分の一は、子どもへの教育だ」とマンデル(事務局長)さん。アドボカシー活動、通勤利用促進プログラムなどの他では子ども向け活動を重視している。「小さいうちに自転車に乗る習慣ができれば、何十年も乗り続けてくれる。未来世代のサイクリストが育つ。自転車は子どもの自立を高め、健康を増進させる。 小中学生のための自転車・環境教育のカリキュラムを開発し、実際に授業に協力する。いっしょに自転車で地域を走り、自転車利用に親しむ。「学校に歩くか自転車で行くデー」を挙行する。アメリカの子どもは親の車やスクールバスで送られることが多いが、自転車で自分で通う経験をする。もちろんそれには安全教育が最重要で、通学路の交通安全や防犯訓練も行う。通学ルート調査を行い「通学安全ルート地図」をつくる。子と親がそろって出られる自転車ツーリング大会を企画する。もちろんアメリカで問題となる子どもの肥満対策ともリンクさせる』。(自転車交通のNPOというホームページの中で、2006年8月24日にインタビューした内容) 更に同ホームページから引用すると、『米オレゴン州ポートランドはアメリカで最も自転車交通が進んだ都市と言われる。このようなバイク専用路や一般路バイクレーンが街中に張り巡らされている。市内総延長400kmを越え、将来的には1,000のネットワークになる[1998年7月現在]。調査によれば過去一10年間でポートランドの自転車交通は3倍に増えた。自転車通勤者は全米平均の6倍になる。1995年に『自転車マガジン』誌の「自転車ナンバーワン都市」に選ばれ、2003年に全米バイセクリスト連盟(LAB)の「自転車にやさしい地域・金賞」を大都市として初めて受けた。 「自転車ツーリングの団体などいろいろあるが、私たちは街の交通の手段として自転車を復権させたい。だから団体名に敢えて交通という言葉を入れた。」と事務局長はいう』 |
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☆The Magic of Sunday Parkway in Portlan ポートランドの日曜公園広場の魅了 ―毎週日曜日、自動車を締め出したイベント模様 | |||
その様子を動画でご覧ください。 ポートランド市は「環境負荷をなるべく減らして生物多様性にも配慮した建物(グリーンビルディング)の建設」の推進なども取組でいる。(環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室HPチャレンジ25、のグリーンビルディングの建設促進 フィックス・イット・シェア(アメリカ合衆国/ポートランド) 参照) |
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☆日本にもある、駐輪場確保の条例 ―日野市自転車等の駐輪秩序の確保に関する条例 | |||
ポートランド市のようにいかなくとも、日本でも駐輪場を確保を促す条例を出している自治体が生まれているようだ。 日野市では「第6条 公共施設、商業施設、娯楽施設等自転車等の駐車需要を生じさせる施設を設置し、又は管理するものは、当該施設の利用者のために自ら自転車等の駐車施設の設置に努めるとともに、市の施策に協力しなければならない」と規定されている。 そこには遊技場、百貨店、スーパーマーケット、銀行その他の金融機関、前記の用途に分類されない施設毎に、自転車等駐車場の具体的な数値が記載されている。(参照 条例 日野市自転車等の駐車秩序の確保に関する条例 (数値は条例の一番下に表となっている)、 (日野市)自転車等の駐輪スペースの設置について) 日野市の駅周辺の駐輪場の案内 と川崎市の自転車等超輪場案内 を比較すると面白い。 |
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☆サンフランシスコ市 2009年6月26日、自転車ネットワークと自転車にやさしい都市を目指した、自転車計画を採択 市民活動が行政を動かす |
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2009年6月26日で、サンフランシスコ市交通局(SFMTA)は、190頁に及ぶ2009年サンフランシスコの自転車計画(自動翻訳による日本語サイト参照)の採択に賛成したという。 サンフランシスコ自転車同盟が具体的に45ヶ所の自転車ネットワークの改善を求めたものだった。 その詳細は同サイト「We did it! 45 Bike Network Projects Get a Green Light! ついに実現、45ヶ所の自転車ネットワーク計画、承認される」の日本語自動翻訳付)。 これまでになるまでにはニューヨーク同様、市民の活発な活動があったようだ。 ○自転車デモ、サンフランシスコ市政に圧力 1982年8月26日付の岡田一明氏のホームページには、7000台の自転車が街を占拠―サンフランシスコ「クリティカル・マス」と題して次のように報告している。 『この(1982年)7月25日、サンフランシスコの中心街を7,000自転車が占拠した。「道路を人間のものに」「自転車の安全に通れる道を」をスローガンに行なわれている「クリティカル・マス(臨界質量)ライド」の自転車行進は、この日、逮捕者250人を出すワイルドな自転車デモに発展した』という=このサイトの上の写真。 『数時間に渡りサンフランシスコは包囲攻撃下の都市に」「都市ジャングルの中で、これは自転車のゲリラ戦争」とテレビ・ニュースが報道する。特に、市一番の繁華街マーケット通りは数キロに渡って完全に自転車に占領された。笛やらっぱを鳴らしながら走る無数の自転車。立往生するバス。青でも渡れない車の行列から警笛が連発されるが、それも、サイクリストたちからの歓声にかき消される。 強引に侵入しようとする車と自転車がぶつかりそうになるのを至る所で目撃した。脅かせば人や自転車はどく、という通常のドライバーの横暴感覚が通用しない。逆に怒鳴り返され、直前に自転車を止められ動けなくされる。車の行列を前にアジ演説をはじめる人が居る。「君らも車を捨てて自転車に乗ろう。」「このマーケット通りを私用車通行禁止にしよう』。 『この「オートジェノサイド」(車虐殺)と「オートクラシー」(車支配体制)に対抗する非暴力直接行動が「クリティカル・マス・ライド」だ。自転車に乗る人を「臨界質量」にまで数を増やし、交通体制に連鎖反応的な変化を生み出そうとする。サンフランシスコでは月一回の帰りの通勤時の自転車パレードという形。「アナルコ・サイクリスト」(無政府主義的自転車主義者)運動とも言われ、正式な主催者や代表が居ない。あくまで、通勤に皆が勝手に自転車に乗るという体裁だから市側も対応に困る。弾圧を避ける方式だとも言われる』。 『 クリティカル・マスは、「環境運動の首都」とも言われるサンフランシスコで1999年9月にはじまった。その後、バークレー、シアトル、トロント、ニューヨーク、ロンドン、シドニー、リオデジャネイロ、ポーランド諸都市など全米、海外に広がり、新しい直接行動型環境運動の流れをつくっている。 クリティカル・マスは、交通政策の転換に確実な影響を与えてきた。サンフランシスコでは、自転車専用レーンの設置やバス・鉄道への自転車持ち込みプログラムがはじまり、自転車道路ネットワークの整備が画策され、自転車通勤促進のためのホットライン、駐輪支援プログラムなど細かい対策が打たれた。市民参加でつくられた「サンフランシスコ自転車交通計画」は、今後、自転車用の道路改良などで計2800億ドルの投資を行なう方向を提示している。つい最近も、市側と共同の「自転車サミット」開催が合意されたばかりだ』と同ホームページは伝えている。 |
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【Critical Mass】本文中にあるとおり、翻訳すれば臨海質量だ。もともと核工学で使用される言葉のようだ。「臨海質量:核連鎖反応をちょうど維持できる炉内用の計上での核分裂性部質の質量」(『マグローヒル科学技術用語大辞典』より)からすると、その意味は言葉だけでは計れないほどに重い。 【クリティカル・マス運動】右上のイラストをクリックするとその活動が紹介されている。日本分をクリックしtranslationを押すと自動翻訳がされる。尚、10年間の活動後、このサイトへの連絡は閉鎖された。 【Critical Mass: Bicycling's Defiant Celebration(サイクリストの反抗式典)のイラスト】(2002/8発行 Chris Carlsson著の本の表紙 |
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参考資料:Bike belong to traffic(自転車は交通機関の一部だ)サンフランシスコ市警訓練ビデオ 米サンフランシスコ市警が自転車運転の法令を示すビデオを作成(英文) 「Bicylists have the the right to use the full lane of the road.CVC21202 自転車乗りは道路に全レインを使用する権利がある」と認定している。 |
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☆思い出のサンフランシスコ | |||
1986年24年前に著者が撮影したサンフランシスコの写真だ。40以上の坂があり、急坂が多く登って歩くだけでも一苦労する。 当時、自転車はほとんど見かけなかった。公共交通機関はケーブルカーと数少ないバスしかない。電車は地方に行く便しかない。 当時、町の道路両端には自動車がいつもびっしりと駐車していた。日本のように駐車違反にはならないのかと思っていた。クルマが町を優先的に占有しているようだった。 この町に「この「オートジェノサイド」(車虐殺)と「オートクラシー」(車支配体制)に対抗する非暴力直接行動」が起っていたことなど、知る由もなかった。 そのデモ参加者は写真で見る限りきちんと自転車用ヘルメットを着用している。このサイトを制作に当り、数多くの動画を見てきたが、いずれもヘルメットの着用が目立った。 |
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☆アメリカの自転車首都、カリフォルニア州デービス市 市民が作った、夢の自転車天国 |
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「(デービス)大学のキャンパス北部にある交差点に設置された自転車専用信号機。朝の登校時には、1時間で1.100台もの自転車が通過する交差点。一般車両用信号機と歩行者専用信号機に加えて、自転車専用信号機が設置されている。・・・現在、市内には、ここも含め、計7つ(2005年当時)の交差点に設置されている」と自転車文化センターはホームページの中で海外自転車事情「全米一の自転車都市、デービス市」と題して報告している。 市の自転車事情を動画Video: Davis, California, A Platinum Bike Cityで見るとその様子がよく分かる。 デービス市は人口6万人の町で、大学以外の産業は農業ぐらいの「学生の町」だ。 横島庄治著「サイクルパワー」には同市を「夢の自転車天国」と題して次のように記している。(抜粋) 『例えば、60年代後半、デービス市を分断する高速道路計画が明らかになったとき、学生を中心とした「偉大なるデービス市づくりのための研究グループ」が先頭に立ち、市民を巻き込んでの反対運動を展開した。反対のための反対ではないことの証拠に、彼らは代替案もきちんと提出した。この請願には9割もの市民が参加した』。 『66年には「自転車優先」をかかげた市長が当選し、翌年、全米初の自転車専用レーンが作られた』。 『自転車道路の総延長が145kmに及んでいる。市内の道路総延長が161kmである』。 『自転車専用の押しボタン式の信号機があり、一般道路と自転車専用道路が交差するところは、直接交わらないようにトンネルが設けられ、十字路には左回りの円が描かれていたり等々、こうした安全対策の効果もあり、自転車事故はほとんど起きていないという」。 『市内を走るクルマのスピード制限が厳しく行われている。ロータリーや車道にはクルドサックという凹凸が設置させており、スピードが自然に出せないようになっている。いくら需要があろうとも市内の道路は4車線以上は増やさないことにしている。スペースに余裕があるところは、自転車道と歩道が増設されている』。 『デービス市では、1973年には、学生を中心に作成した案をもとにした総合計画が立てられた。これは成長を抑制し、農地を守り、エネルギーや土地、水資源の保全と有効活用を目指すものである。以後、デービス市はこの計画に基づして成長を抑制し、都市の急激な拡大を防止してきた。 ショッピングセンターなど、日常生活に欠かせない施設は住宅地から3~5kmの範囲内に造られた。自転車で簡単に行き来できる距離を念頭においてのことである。市内は一つの自転車ネットワークで結ばれている。企業に対しては、遠距離用の自転車道路、シャワールーム、ロッカーを作ることが義務付けられている』。 『こうした努力の結果、デービス市の自転車普及率は一人1台となっている(アメリカ全体では百人に1台)。市の交通の約25%が自転車に依存しているとしわれている。毎に「自転車の首都」である』。 |
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☆グーグル、自転車用道順案内を米国版「Google Maps」に追加 | |||
Googleは米国時間2010.年3月10日、米国版「Google Maps」に自転車用の道順案内を追加したと発表した。 ... ただし、画面のデザインについての問題も指摘されている。...詳細は | |||
参考サイト 市民参加がもたらす街の将来・・・サイクルロード~自転車という道より |
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☆カナダ (アメリカではありませんが) | |||
「Projecting Change Film Festival」-バンクーバーで環境がテーマの映画祭・・・バンクーバー経済新聞によれば、 (2010年04月23日) 環境問題をテーマとする映画ばかりを集めた映画祭「Projecting Change Film Festival」が4月22日~25日、バンクーバーの「Fifth
Avenue Cinemas」(2110 Burrard Street, Vancouver, TEL 604-734-0300)で開催される。・・・・・ |
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☆カナダ、モントリオールの自転車レンタルシステム・・・・動画がみもの ☆Montreal Bix and a agreat Bike Lane System ・・・モントリオールの自転車と素晴らしい自転車レーンシステム |
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