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目指せ、市 バ ス マ ス タ ー
 !

    ― 川崎市交通局発行市バス大事典 ―

川崎塩浜営業所
 2009年10月、川崎市交通局はバスの乗り方や運転手の仕事内容などを小学生向けにまとめたパンフレット「川崎市バス大事典『めざせ!市バスマスター』=写真=」を発行した。
 
 「川崎市バスは川崎市中を走っているバス。
  みんなのお出かけをお手伝いしているんだ。
  この本に市バスの乗り方やヒミツがいっぱい!
  ノルフィンやお友だちといっしょに
  市バスのことをいろいろ学んで
  市バスの達人“市バスマスター”になろう!」
  全12ページでオールカラー、B5サイズ、1万部発行。市バス各営業所(塩浜、上平間、井田、鷲ヶ峰)、乗車券発売所(川崎、溝口)、交通局お客様サービス課にて無料配布している。また、小学生が営業所を見学した際にも配布するという。
 同課は「子どもたちに市バスに親しみ、利用してもらうとともに、マナーについても知ってほしい」と話している。
 内容の主なポイント(読みやすくするため原文より漢字を多くしている)

 ●.Go! Go! 市バスに乗ってみよう
  市バスに乗る人は1日に13万人以上たくさんの人が利用しているんだ。
  バス停にはいろんなバスがやって来るから、きちんと確認しょうね。
  後ろからくるバイクや自転車に気をつけて!
  夏休みや冬休みには小学生か50円で市バスに乗れること、1日乗車券小学生1枚200円というお得情報も紹介している。  
● もっと知ろう! バスのはてな?

 【ポイント】 @優先席はお年寄りなどに譲ろう。
         A車イスやペビーカーも安心してバスに乗れるよ。
         B10個のミラーをつかって、安全を確認してるよ。

 右の写真座席はふつうにに見えるけど、実は折りたためる。
 車イスが乗ってもだいじょうぶに設計されている。
 「座席についているベルトでベビーカーを動かないようにするんだ。
 いっしょにいる人がささえるから、さらに安心。こんできたら折りたたんでね」。

● 市バスと働く人たちの1日を追いかけろ!

 @点けん 安全を確かめます。
 A点 呼 今日のルートや運転手さんの体調などを確認します。
 B出 発 気が引締まります。
 C運 行 決められたルートを時間を守って走ります。
 D車内の点検 忘れ物などをチェックします。
 E入 金 1日の売上を金庫に入れます。
  給油・洗車 バスのごはん「軽油」を足したり、バスを洗ったりもします。
 F報 告 いつもとかわりがなかったとか、などを報告します。 
●車庫のコミツ発見!

 市バスの数は全部で300台以上。
 洗車場:バスのおふろ
 バスがいつもピカピカな理由を発見!
 大きなブラシで丸洗いしたあと、人がこまかいところをきれいにして完了だ!
 エコステション:もうひとつのバスのレストラン
 地球をよごさない、天然ガスもバスのごはんになるよ。
 天然ガスは、エコステーションで入れます。バス以外の車もいっしょに使っているよ。


 【ポイント】 

 バスが安全に入るために、運転手さん、整備士さん、事務員さんなどが、働いているよ。
 バスの家「車庫」で悪いところを直して、体はピカビカしているよ。
 昔は市電やトロリーバスも町を走っていたよ。

●市バスのなかまたち
  ― 市バスは人と地球にやさしい工夫をしているだね ―

 ・ノンステップバス
   バスと道の段差が少ないから、お年寄りや、体の不自由な人でも乗りやすいんだ。皆に優しいバスなんだね。
 
 ・ラッピングバス
  特別なフィルムシートを張った、見た目が楽しいバスだよ。ノルフィンのラッピングバスも走っているよ。
 ・ワンコインバス
  「川崎駅」と「市立病院」を行ったり来たりするよ。子どもから大人まで100円でバスに乗ることができるんだ。
 【地球にやさしいバス】
 ・ノンステップバス
  お家で使っているいるガスと同じ「天然ガス」を使っているから空気をよごさないよ。
 ・ハイブリッドバス
  電気と軽油で走っているから、二酸化炭素を減らすことができるよ。電気は屋根の上にあるバッテリーに貯めているよ。

【管理人注】 川崎市交通局ではノンステップバス導入事業を進めている。
平成20年度の予算は5,799万円。平成21年度は1億7,884万円「自動車運送事業会計 燃費がよく、二酸化炭素の削減効果に優れたハイブリッドノンステップバスを6両導入する」。
  

☆人と環境にやさしいバス38両を導入しました。
 平成21年3月発行川崎市交通局交通局ニュースは次のように報じた。
【イハブリッド・ノンステップバスが登場】
 市バスでははじめての「ハイブリッド・ノンステップバス」を、塩浜営業所と井田営業所に1両ずつ導入しました。
 「ハイブリッドバス」とは、バスが減速する際に発生する電気エネルギーを、天井部にあるバッテリーに蓄え、発進・加速・登坂など大きな力が必要なときに、このバッテリーの力を作動させ、ディーゼルエンジンの動作を助けるものです。燃費が約13%向上するとされ、CO2排出量もレ戦勝しますので、地球温暖化防止に寄与することができます。
 2両とも高齢者や車イスの方などが乗り降りしやすい、バリアフリーには配慮した「ノンステップ」バスです。
 写真は塩浜営業所のハイブリッド車。バス横に「人と環境にやさしい hybrid」とある。
川崎駅別バス路線図(リンク)
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