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![]() ― 2009年11月7日〜20日、川崎駅東口 ― ●〔目標〕 魅力あるまちをつくる 公民の連携により、歩行者と自転車の通行環境の安全性、快適性及びまちなみの景観の向上を図り、本市を代表する拠点としての都市機能及び魅力を高める。 実施主体:川崎駅東口周辺地区対策会議 |
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川崎の交通とまちづくりを考える会は、自動車優先社会でなく、自転車にこそ市民権と優先権を与えるよう主張しています。 (当会パブコメ:COOL川崎自転車条項参照) 当会としてはこの社会実験を評価し、今後ともその発展を見守っていきたいと思っています。ここに速報としてその様子をレポートしました。 2009.11.16 HP管理人 |
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☆歩道に自転車レーンを設置、自転車置場を強制移動 | ||||||||||||||||||||||||
![]() 初日の7日には、市職員やボランティアら約190人が実験エリアに立った。延べ2,000人体制で2週間にわたって、朝7時から午後7時まで12時間実施されている。「当初、大渋滞も考えられていたが、たいした混乱もなく行われている」と参加の市職員は語っていた。 実験の概要は「歩行者・自転車の安全な通行空間を創出する社会実験を行い、有効性や課題を検証するとともに、自転車利用への交通ルール、マナーの啓発を行います」というもの。 1.市役所通りの歩道に自転車レーンエアリ(=写真=)をつくった。自転車は歩道側、歩行者は民地側を通行とする。(下図左図参照) 従来この自転車レーンは月契約や一時の駐輪場となっている。この実験のため、東日公園などに仮駐輪場を設置している。 |
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☆新川通の第1車線を自転車専用レーンに | ||||||||||||||||||||||||
![]() しかし、一方通行や店舗が並んでいることからか、専用レーンを使わずに歩道を走っている自転車を見かけられた。 この歩道の真中で撮影していると、若者が後ろから自転車を走らせて来て、邪魔になったのか「チェッ」と捨て台詞をはいて立ち去っていった。 本来ならば、道路交通法により原則として自転車は歩道を走行できないことになっている。 車道を走るのが本来の姿なのだ。 専用レーンを走らずに歩道を自転車で走らせていたた中年の男性に尋ねた。「わしら、トラック運転者。自転車が車道を走っていると危なくてしかたがない。避けて通る。だから俺も車道を走らない」と語っていた。 せっかくの専用レーンも午前7時から午後7時までの間のみの利用で、警備員がいない時間帯は閉鎖されている。 |
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☆.東駅前広場周辺を押し歩きエリアに | ||||||||||||||||||||||||
![]() 係員の人によれば、声かけても「大抵は応じて自転車から降りてくれるが、言う事を聞いてくれない人もいますよ」と述べている。 前述の如く、歩道は自転車の通る場所ではない。本来から車道を堂々と走るべきだ。 「押し歩きはルールです」というこの試みは今後定着するだろうか? 「実験期間中は、ボランティアの方々にも協力頂き、呼びかけを行っていますので、ご協力ください」とピアールしている。 混雑する街中での一つの試みとなっている。 |
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