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川崎の交通とまちづくりを考える会・紹介記事 
 2010年5月22日、当会の野口代表がかわさき市民活動センターにてタウンニュース社の記者のインタビューを受けました。
 株式会社タウンニュース社(本社 神奈川県秦野市曽屋)は、神奈川県内全域・東京都町田市にわたるきめ細いネットワークを構築している地域情報紙です。1行政区に1つのタウンニュースを基本とし、紙面を発行しています。今回は川崎市中原区版の人物風土記として代表が次のように紹介されました。
中原区版 2010年5月28日号
小杉の街を評価する冊子を発行した「川崎の交通とまちづくりを考える会」 会長

                    も っ と 便 利 な 交 通 環 境 を
野口浩史さん 川崎区在住 40歳
○…住みやすい川崎の街を目指し、交通環境を改善するため活動する「川崎の交通とまちづくりを考える会」。一般市民と小杉の街全体を歩く視察会を開催し、良い点や改善点などを冊子にまとめた。「交通や街づくりと聞くと敷居が高く思われがちですが、身近なところから皆さんと一緒に考えていきたいと思っています」。今後は川崎駅周辺や市内のコミュニティバスの状況も視察する予定だ。

 ○…今一番問題視しているのは自転車について。「駐輪場も少ないし、自転車専用道もないですよね。改善の余地が十分にあります」。現在も勤めている川崎商工会議所で交通関係の仕事に携わったことがきっかけで「誰かがやってくれるではなく、自分が」と思った。もともと方向感覚があまりよくなく、「交通に関しての知識は今でも全くないんですよ」と言うが、会を立ち上げたのも「だからこそもっと(交通環境が)使いやすかったらいいのに」という純粋な思いが生まれたからだ。

 ○…趣味は中学生から続けている釣り。釣竿職人の弟が作った竿を片手に持ち船で東京湾へ。「一番のストレス解消法ですよ」。5歳の娘と2月に生まれたばかりの男の子の父親。二度とも自宅出産に立ち会い、長男が生まれた時は娘と一緒にへその緒を切った。「取り上げた子どもと目が合った時には親としての責任が芽生えました」

 ○…国内はもちろん世界の交通事情を学んだり、市内のイベントで会の活動内容をアピールするなど精力的に活動。「視察はこれからも続けていきたい。現場を見ることによって問題を肌で感じることができます」。会を立ち上げて3年目。「まだまだ修行中の身という感じ」と笑うが「将来的には行政からも意見を求められるような団体になりたい。市民の皆さんが交通に関心を持ってもらえるような場づくりをこれからもしていきたい」と意欲を見せた。   
 若 い 世 代 も 施 策 を 提 言
横浜・川崎版2008年11月15日掲載

 街に合った公共交通を模索し市に具体的な提言をする。要求だけではなく自転車マナーなど生活も見直し、交通からまちづくりや環境を考える。そんな思いで平均40歳の10人が昨年活動を始めた。

 野口浩史代表(36)=写真は「交通やまちづくりの活動に携わりたいと思ったが、条件に合う団体が見つからなかった。市民活動の経験も知識もないので、自分で始めるにしても悩んでいた」と話す。興味の発端は、川崎商工会議所による新しい交通システムの提言書作りに30代はじめ、職員として従事したことだという。やがてLRT(次世代型路面電車)フォーラムや勉強会をきっかけに代表となり、月1度定例会を行うようになった。
 
 地域交流と自動車交通の減少につながるような地元イベントの提案、二酸化炭素(CO2)を削減する地産地消など「さまざまなことにいろいろな人と連携しチャレンジしたい」と代表は語る。「市民活動はわれわれ若い世代も参加していかないとバランスに欠ける。忙しいけど、まちづくりに参加したい人が集える会にしていきたい」
               
       かわさき市民活動センター「市民発 地域をつくる人・活動」
                      
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