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武 蔵 小 杉 周 辺 視 察 会
― 小杉が変る、どう変る? ― 
 2009年10月4日午後1時半より、当会初の一般向け視察会を開催した。「“街歩きチェック・シート”に記入しながら、課題を見つけてみませんか。ともに改善策を考えて、関係機関に提言してみませんか」という呼びかけに一般参加13人、会員8人の合計21人が参加。
 案内役は中原区「自転車と共生するまちづくり委員会」の芳賀誠委員長と「中原20年構想委員会」の萩原ひとみ副委員長にお願いした。
 芳賀さんは2001年から取組んできた自転車問題について駐輪場を中心に解説。店舗建設予定だった東急高架下に作られた自転車置場の例や街の歴史も語った。
 萩原さんは市民館のあるパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー周辺の設計思想や開発話を話してくれた。市民館前の南口線のケヤキ並木ついて、根が盛り上がって道路の補強費用がかかるとの理由で当初市は許可しなかった。しかし、根の下を2倍の深さに掘ったり、ネットを張るなどの案を提出して「そこまでするならいいだろう」とやっと許可されたという裏話も披露。この160mと200mのマンションは天から舞い降りたクジャクと皇帝ペンギンをイメージしたもので、朝夕と日差しを浴びて色が変化する。天から雫が落ち、市民館の波紋の広場となり、幸せの泉になるような設計になっているという。
 両名はNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの理事でもある。視察会の途中、同事務所にて同NPO法人についても紹介していただいた。
 当会会員もポイントの5ヶ所で横須賀線武蔵小杉駅、バス問題、自転車問題について発表した。
 中原市民館を出発点として、中原市民館周辺、小杉駅西口周辺、武蔵小杉駅北口・新丸子駅周辺の3地域から特徴ある16地点を選択し、参加者にチェックシートにその地域を評価してもらうよう企画。
 視察会後、全員に意見や感想を述べてもらう意見交換を行って午後6時過ぎに終了した。
ご意見、ご感想をブログにて募集中。逐次、当会ホームページに掲載させていただきます。
2010.310発行の冊子
☆児童用通学路の前にて視察会参加メンバー
☆視察会の場面
フーディアム駐輪場(416台、3時間無料) パークシテイ内公開空地、日時計の前にて
横須賀線武蔵小杉駅新駅工事現場(奥は4階建駐輪場)
工費2億9千万円(市費18%、国費40%、起債42%)、1,745.36u
視察会後の意見交流会
☆視察会の目的と経緯

(1)目 的


 当会は、市民の立場から川崎が「住みやすく」「働きやすく」「安心・安全で快適に」「環境に配慮しつつ移動できる」まちづくりを実現するために様々な活動に取組むことを目的として設立された。

川崎市は近年、主要駅周辺における再開発が進み、人口増加を続けて140万人を突破したが、交通については、JR・京急・東急・小田急・国道15号・首都高横羽線・産業道路等の東京と横浜を結ぶ通過型交通が充実する一方で、市内を南北に結ぶ縦方向の交通が貧弱である。また、産業都市として、物流による通過型交通が多い上に、人口増に伴った自動車の増加と、平坦な土地柄から自転車の利用増加が加わり、道路はバス・自動車・自転車交通が錯綜し、鉄道は満員電車に加えて、駅の狭いホームと階段、エスカレーター・エレベーターの不足等、バリアフリーの点からも利用者の不満は大きい。

したがって、「点と線」ではないが、「点=拠点開発」は進むものの、それに見合った「線=交通」が停滞しており、将来のまちづくり、市民生活に与える影響が憂慮されている。

このような状況の中で、再開発が進み、急速に変貌をとげる「武蔵小杉駅周辺」について、バスや自転車など、身近な交通について、メンバーだけでなく、一般市民の方を募り、一緒に歩きながら、問題点などをチェックして“まちづくり”につながる視察会を企画した。

また、その結果から、交通とまちづくりに関する現状と課題点を見出し、改善策等について提言していくことを第1の目的として視察会を企画実施した。

併せて、市民の交通・まちづくりへの関心喚起、視察先に拠点を置く諸団体との連携協力関係の構築、他地域視察のモデル事業化、市内イベント等での発表材料とすること等も目的として実施した。

(2)経 緯

 

 当会は立ち上げて間もない団体であり、一般市民の方を対象とした視察会も初の試みであることから、広報・資金面等にメリットがある「平成21年度市民活動助成金(スタートアップ)」に募集することとし、平成20年度より準備を進め、昨年応募した。

以降、書類審査・プレゼンテーションと選考を経て、助成金支給が決まった=写真。
 平成21年度は本視察会の企画・広報等を毎月の定例会で打合せ、事前の8〜9月には合計2回の事前視察を行い、後述の通り、同行案内役として、中原区の「自転車と共生するまちづくり委員会」委員長の芳賀氏と「中原20年構想委員会」副委員長の萩原氏のお二方に依頼して、平成21年10月4日(日)に開催するに至った。
            

結 果 概 要

1)日  時  平成21年10月4日(日)午後1時30分〜午後6時

(2)視 察 先  武蔵小杉駅周辺(P.23参照)、全行程約5km

(3)参加者数  21名

(4)視察方法  説明者・メンバーより説明を受けつつ、街歩きチェックシートにコメント等を記入した。

(5)スケジュール

 13:00  受付開始(会費徴収、資料配布等)【中原市民館第2会議室】

 13:30  主催者挨拶、メンバー・説明者紹介、趣旨・概要説明

 13:45  視察開始、A地区より

        休憩・説明【NPO法人小杉駅エリアマネジメント事務室】

        B地区、C地区視察

 17:00  チェックシート・アンケート回収、意見交換【中原市民館第2会議室】
 18:00  終了

(6)説 明 者

・芳賀 誠 氏  自転車と共生するまちづくり推進委員会 委員長

         NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 理事

  ⇒ A・B・C地区における駐輪場・街の歴史等の説明を担当

・萩原ひとみ 氏 なかはら20年構想委員会 副委員長

         NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 理事

⇒ A地区における再開発地域の設計思想・街の歴史等の説明を担当

(7)その他
   @ 広 報:チラシ配布、市民活動センターポータルサイト掲載、
   「中原市民活動の集い」での案内

 A 事前視察:

第1回平成21年8月15日(土)     

第2回平成21年9月26日(土)

 B 当日天候:晴天
   C 参加費:500円/名

  D 保 険:普通傷害保険に加入   
☆アンケート結果
【アンケート】

1.今回の視察察会内容は、あなたの期待を100点満点とした場合、何点でしたか。
2.1の点数を更に高めるには、どの部分をどのように改善すれば良いか、ご助言をお願いします。
3.案内についてご感想をお聞かせください。
 @わかりやすい A普通 B分かりにくい Cその他
4.本視察会を知った経緯は?
 @チラシ (どこで入手しましたか?)  A知人の紹介 Bその他
5.あなたが今後視察したい川崎の街はどこですか?
 @臨海部 A川崎駅周辺、B新川崎周辺 C新百合ヶ丘周辺 D登別周辺 Eその他
6.その他ご意見・ご感想があれば、お書きください。


集計結果は別サイトにて紹介しています。
                                 
☆チェックシート
●小杉が変る、どう変る? 武蔵小杉駅周辺視察会 街歩きチェックシート 
 「チェック ◎とても良い ○良い △ちょと気になる ×問題あり コメント」

 チェックポイント・コメントの欄のご参考

 ○歩行者にやさしいまちでしたか?
 ○いろいな状況を考えてみよう。
 ○街の構造や道の配分はどうでしょう?
 ○新しいまち・駅はどうですか?
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