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2009年 川 崎 の 交 通 と ま ち づ く り を 考 え る 会 の 歩 み
*以下の色文字には関連のリンクを張っています。
☆3月5日、かわさきエコフェスタ2009年「つなげよう、つながろう環境の輪」に展示 
 3月5日、総合自治会館において川崎環境局主催の「かわさきエコフェスタ2009年」において40市民団体のひとつとしてパネル展示に参加し、午後2時からの団体紹介3分スピーチで代表が当会を紹介した。

 フェスタは『いまや環境問題を考えずして幸せな人間社会を築くことは出来ません。環境問題に懸命に取り組んでいる市民ひとり一人、グループ(団体、企業)などの活動を「みたり」「きいたり」「たいけんしたり」して、多くの市民のみなさんと手をつなぎともに考え、行動しましょう、と開かれる「催し」』だった。

 講演会「真の循環型社会を求めて」と題して太田猛彦・東京大学名誉教授は「森林は約4億年をかけて、現代の地球環境を創造してきた」と水と土をはぐむ森の重要性を語った。「地球の成り立ちが分からなければ環境問題は分からない」。
 
☆4月22日、MAKE the RULE 川崎」立ち上げに参加し、当会も賛同団体となる。
 4月22日、川崎市平和館にて環境団体関係者が集まって「MAKE the RULE川崎」(当時仮称)を立ち上げ、当会も共同参加をした。(カナコロニュース参照)
 代表の野口は「エコ・フェスタかわさき2009出展」の報告を行う。
 意見交換会では「MAKEtheRULEの趣旨には賛同するが、これを社会的に影響力のある活動をしていく必要がある」「それぞれの団体の活動を活かした取り組みにしていく必要がある」「MAKEtheRULEは手段であって、目的は持続可能な社会をつくることだ」といった内容の発言が交わされました。
【 MAKE the RULEキャンペーン概要 】
 エコがブームになってずいぶんたちますが、CO2はあいかわらず増えつづけ、地球温暖化の影響は大きくなってきています。
 ところが日本には、CO2を減らすためのルールがありません。
 ひとりひとりの心がけにも限界があります。

 いま求められているのは、社会のしくみを変えていくこと。
 そのためには、CO2を確実に減らしていくための新しいルールが必要です。

 この星で、すべてのひとが幸せに生きつづけるために。

 あなたの声とアクションが、明日を変える力になります。

☆5月24日、かわさき市民公益助成金に申請。助成金、交付される  
 当会は平成21年度かわさき市民公益活動助成に「人と環境にやさしい川崎の交通とまちづくり事業」としてスタートアップ助成を申請し、結果、助成金が交付された。
 5月24日午後9時半からCグループとして代表の野口が公開プレゼンテーションを行い、視察会やイベントを通じて「積極的に市内イベントに参加し、川崎のまちづくりに関して、市民に対する様々な提案と情報提供を思うと共に、市民からの意見収集等を行う」と事業目的を説明した。
 右はその時に使われた東急武蔵小杉駅西口付近の道の写真。この道は「暗くて恐ろしいかったわ」というMAKE the RULE 川崎の会合参加者の声から生まれた。当会ではこのような状況を解決していきたという例としてあげた。
 この写真が中原区まちづくり推進委員会の課題発見・解決部会でも取上げられたので、この道に電燈が設置された。
 
☆7月18日、中原区のなかはらっぱ祭りの前夜祭交流会で発表 7月18日
 
 7月18日中原市民館で、第5回なかはら市民活動の集い「なかはらっぱ祭り」の前夜祭が行われた。

 前日の参加団体の交流会で、野口代表が当会を紹介し、10月4日に開催予定の「小杉が変る、どう変る?」と題した「武蔵小杉駅周辺視察会」の参加を呼びかけた。

 この参加団体の交流会は今回初の試み。前年は2日続けて祭りを行って、参加団体の交流が少なかったという反省から生まれたという。
7月19日、中原区なかはらっぱ祭り、で発表会  
 7月19日、「なかはらっぱ祭り」に参加し、パネル展示を行う。
 10月4日の「武蔵小杉周辺視察会」のチラシを配布し参加者を募集した。
 「自転車や公共交通機関の利用を促進しよう!
武蔵小杉駅前には放置自転車が1500台もあります。果してそれはモラル不足のせいだけでしょうか? 誰の目にも駐輪場の不足は歴然です。一方、少数派の自動車は供給過剰な駐車場を利用してその地位を 謳歌しています。川崎市の温室効果ガス排出量は産業界の努力で90年度比マイナス10.1%に成功しました。しかし家庭部門は逆に60%以上アップし増加の一途をたどっているのです。なぜでしょうか? 一般家庭用自動車の利用を極力少なくして、自転車や公共交通機関を利用しようという我々の主張を多数派にしませんか!
 皆さんとともに実際に現場を視察しながら関係機関に提言しませんか!」と掲示して訴えた。
【目安箱行の投稿より】現在、地球環境問題については世界中で注目されている問題です。それにもかかわらず、自転車や公共交通機関の利用が難しい現状はとても大きな問題であると思いました。
 川崎の交通とまちづくりを考える会さんの放置自転車に対する問題を見る視点には驚きと同時に非常に共感できました。
 このような問題には私たち一人ひとりが活動に参加し、少しでも変化するように働きかけることが必要だと思いました。
☆7月30日 (仮称) 川崎市地球温暖化対策条例に意見書を提出
川崎の交通と考える会の意見書 (PDFファイル)
COOL川崎自転車利用推進条項
☆9月15日、市民共同おひさま発電のイベント「地球温暖化防止のために市民ができること」に、シロクマ大使として代表が参加 
 9月5日午後5時より国際交流センターにおいて川崎市民共同プロジェクト・かわさき地球温暖化協議会主催の「地球温暖化防止のために市民ができること」の講演会が行われた。
 その1周年記念イペントに、当会が共同参加している「MAKE the RULE 川崎」の協力としてシロクマ大使を、代表の野口が勤めた。
 2007年3月23日、ドイツのガブリエル環境相は、3月23日にシロクマのクヌートを環境保護大使に任命した。クヌートはドイツのベルリン動物園で生まれたシロクマの赤ちゃん。育児を放棄した母親シロクマに変わって人工飼育されていた。
 任命の理由として、「地球温暖化が進めばシロクマを見ることができなくなる」と環境相は語っている。
 温暖化防止のキャンペーンとしてMAKE the RULEは全国の環境イベントでシロクマのぬいぐるみを貸し出しをしている。
 この日、このイベントを祝うためにシロクマ大使が参加した。
☆9月26日 武蔵小杉駅周辺視察会、最終準備会 9月26日
 9月26日、来る10月4日に実施される「武蔵小杉周辺視察会」の準備のため会員有志6名が集まり、実際のコースを歩いて視察をした。

 準備のため何回も歩いたコースではあるが、その度に発見もあった。

 写真は通称「児童用通路」の前で会員。
南武線が建設中の昭和の初めは、多摩川は度々氾濫して新丸子地区が洪水に見舞われた。そこで住民たちは、新丸子地区の洪水時の溢れた水を南武線の土手がせき止めるという危惧から水抜きの管路建設を要望し、当局が受け入れた。この管路の跡が今の児童用通路に生れ変わった。管路なので高さ1.4m背の低い地下道になっている。
☆10月4日、武蔵小杉駅周辺視察会、別サイトを参照

☆10月26日、MAKE the RULE川崎主催「低炭素社会を実現するために」の勉強会に参加 
 10月26日、川崎商工会議所で行われた「低炭素社会を実現するために 〜「脱温暖化2050プロジェクト」勉強会〜に主催団体のひとつとして参加した。
 環境省は日本の大学・企業関連研究者60人あまりを集め、脱温暖化社会に向けた研究活動を2004年4月から2009年3月まで5年間にわたって行った。
 その結果、「想定される2つの異なる社会経済像(活力社会/ゆとり社会のどちらにおいても、2050年に要求されるサービス需要を満足しながらも、主要な温室効果ガスであるCO2を1990年に比べて70%削減する技術的なポテンシャル(注:可能性)が存在することを明らかにした」という。その内容を著した日刊工業新聞社発行「低炭素社会に向けた12の方策」(2009年9月30日初版発行)の共同編著者・榎原友樹氏(=写真=)の講演会・勉強会を実施した。
 引続き参加者による意見交換会。その後講師を含めた懇親会が夜遅くまで続いた。
☆11月15日 「世界道路交通犠牲者の日」にパンフレットを配布して、啓蒙活動に参加
 2005年10月26日、第38回国連総会で毎年11月の第3日曜日を「世界道路交通犠牲者の日」にすることが決議された。
 世界中で毎年120万人、毎日3千人以上が交通事故で命を落としている。日本においては、過去最悪だった70年(1万6765人)の29%まで減っている。(2009年は1年間の全国の交通事故死者数は、57年ぶりに4千人台となった)
 「こうした現状を変え、被害者やその家族、友人、そして社会に及ぼす計り知れない影響に関心を持ってもらうことで、被害者の救済と新たな被害者の発生を防ぐことを目的」で日本でも全国でこの日に運動を行っている。
 当会でも「持続可能な地域交通を考える会」の呼びかけに応じて川崎駅東口で啓蒙用のパンフレットの配布活動を行った。「クルク社会を問い直す会」1人も加え6人が約2時間行交う人々にパンフレットを配って考えるきっかけを促した。
☆12月6日 高津区市民活動見本市に参加
 12月6日、高津区のてくのかわさきで行われた高津区市民活動見本市に参加、持続可能な地域を交通を考える会のコーナを利用されていただき、自転車駐輪場問題の写真を展示した。
 同会とともに当会のホームページでも紹介した「川崎市バス大辞典、市バスマスター」の冊子を子どもたちに配布するなど、公共交通の利用を考えるきっかけ作りを行う。
 今回も当会の野口代表はMake the Rule川崎の活動として、シロベエ実行委員長(=写真のシロクマ=)となって地球温暖化防止に向けての活動を川崎ファーチャーネットワークの三枝さんと共に舞台で訴えた。
*写真はMake the Ruleのパンフレットを読んでいる女の子のひとコマを撮影したもの。 
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